small box 基本設計

小さな家

「植物好きな夫婦が光と風を感じながら暮らせるバリアフリー住宅」テーマに、既存住宅の建替え計画をスタートさせた。小さな敷地は東と南の2面が道路に面しているため、プライバシーを確保しながら開放感を得るための方法を模索することになった。
解決の糸口はホームエレベーター。これで上下のスムーズな移動を確保し、1階には玄関と個室と水廻り、2階にはLDKと和室を配置し、その南側と東側には掃出し窓からフラットに繋がるデッキテラスを計画した。そうすることで通りの視線を気にすることなく、良好な採光と通風を確保することが可能となり、視界の抜ける開放的な空間となる。          

実施設計

プロジェクトはスムーズに進み、実施設計に着手。老夫婦の雰囲気をそのままに、品の良い端正な小住宅となるようディテールを詰めて実施設計をまとめる。

現場状況

08/8/18 既存住宅の解体、地鎮祭
改めて土地の神様にご挨拶。

08/8/27 遣り方、杭工事
足元からしっかりと。
08/9/12 基礎コンクリート打設
使用される鉄筋の種類、配筋、コンクリートの被り厚等の検査翌日、適正な受入れ試験を行い打設されました。生コンで汚れてしまった鉄筋を丁寧に拭き取る職人さんの仕事に心意気を感じます。
08/10/10 1階部分コンクリート打設
土間コンクリートを先打ちして1階壁、2階部分の床を打設しました。安全第一。
08/11/12 棟上げ
打設後の豚汁、ご馳走様でした。夢中で食べてpictナシ。
09/1/12 躯体のチェック、サッシ建て付け、外壁塗装、内部造作など
要所で検査を実施し設計監理を行いながら工事は順調に進みます。
09/2/12 内部塗装仕上げ
図面がカタチになっていく。今回は現場に入って詳細図面を起こすことはありませんでした。見積り依頼図面でしっかり仕上がるので現場はスムーズ。最後に設計検査、施主検査を行い引渡しです。